無学年学習ってどんなもの?
そんな疑問にお答えします。
従来の学年に沿った学習方法とは違い、学年をまたいで勉強できる無学年学習は今注目の学習方法!
そこで、ここでは
についてわかりやすく解説します。
- さかのぼって勉強し直した方が良いかも…
- どんどん先に進めたい!
無学年学習とは?
これまで主流だった、学年毎に区切られた単元を基本とする学年制学習に加え、近年、注目を集めているのが無学年学習。その詳しい特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
特徴
- 学年をまたいだ勉強(単元)に取り組める
- 振り返り(さかのぼり)、先取り学習が自由自在にできる
- 積み重ねが必要な科目でもつまずきを解消し、苦手克服ができる
- 習得している単元に重複して取り組む必要がない(効率的学習)
無学年学習のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・自由に先取り・さかのぼり学習ができる ・つまずきを残して進むことがないので苦手科目を作らない ・子どもの特性に合った学習方法ですすめることができる ・得意科目で無駄に時間を費やす必要がない ・焦りを感じることなくじっくり確実に学力に定着させることができる |
・学校授業と合わない ・定期テスト対策などには不向き ・保護者のサポートが必要(さかのぼり重視の場合) |
その逆(先取り)も同じですね。
他の子どもに合わせた学習方法ではないため、子ども一人ひとりのペースでじっくり確実に学力を定着させます。
他と合わせる必要がないので、勉強がニガテ、遅れている子どもでも、その子供なりに着実に各単元をクリアし、次に進めるので苦手が残りません。
得意科目をどんどん先取りしたいタイプであれば、すでに習得している単元は飛ばして次に進められるので、タイムロスがなくスムーズな学習となります。
ただし、学年毎の学習方法には沿っていないため、学校授業の予習・復習教材としては不向き。
結果的には同じ単元を学習しますが、同じ時期に必ずしも同じ単元に取り組むわけではないので、定期テスト対策などには適さない学習方法です。
また、振り返り(さかのぼり)学習をメインとして無学年学習に取り組む場合には、基本的に子どもが勉強に消極的であることから、保護者のサポート(声掛けや見守り、チェック)は絶対に必要となります。
学年式学習との違い
学年式学習 | 無学年式学習 |
---|---|
・各学年に合わせて教材が進められる ・スタート(受講開始)時点である程度の学力が必要 ・学校授業の予習・復習に役立つ ・各学校の定期テスト対策がしっかりできる ・つまずきが残った場合には、次の単元と並行して解決する必要がある |
・子どもの学力に合わせて学習を進める ・入会時の子どもの学力に合ったレベルからスタートできる ・得意科目を重点的にのばすことができる ・つまずきを徹底的に克服してから次に進めることができる |
学年式学習の場合には、学校や学年、教材が主語となる学習の進み方になります。
それに「子どもが付いていく」という形。
一方、無学年式学習の場合には「子ども」が主語となり、「子どもが~」ということを念頭に学習内容をプランニングする形となります。
こうしたことから、学年式学習に失敗なく取り組む場合には、最初からある程度の学力が必要と言えます。
少なくとも、その学年の勉強にはついていけている状態であることが条件となりそう。
反対に無学年学習の場合には、どんどん先取りしたいケースは別として、勉強がニガテな場合で、まったくついていけていない子どもでも、できるところから取り組むので、受講開始時点の学力は問われません。
今の時点で、子どもの学力がどの程度なのかを把握したうえで、学年式か無学年式を選ぶ必要があります。
こんなタイプには無学年学習がおすすめ
- 勉強が得意、どんどん先取りしたい
- ある程度の学力があり、積極的に勉強に取り組める
- 勉強が嫌いで学習習慣が身に付いていない
- 勉強がニガテ
- 学力レベルがどの程度か分からない
- どこからやり直せば良いか分からない
平均レベルよりも先に進んでいる、もしくは遅れている
といったタイプの子どもには無学年学習が最適といえます。さらに、勉強が遅れている場合には、どのレベル、単元からやり直せばいいのか分からないことが多く、その点でも、無学年学習教材は、子どもに合ったレベルからのスタートとなるため、勉強がニガテな子どもでも抵抗なく取り組みを始めることができます。
すらら
すらら | |
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対象 | 小学校1年生~高校3年生 |
科目 | 国語・算数(数学)・理科・社会・英語 |
費用 | 月あたり7,480円(税込8,228円)~ ※ 別途要入会金 詳しい費用についてはこちら |
学習方法 | 会員サイトにログインして取り組むオンライン学習 |
その他 | 専任のすららコーチがつく (学習アドバイザー) |
家庭学習教材としては知名度は高くないものの、実は全国の学校や塾で広く使用されている無学年学習教材がすららになります。
公共の教育機関でも採用されているだけにプロが認める無学年学習教材で、家庭学習教材としても使用することができます。
会員サイトにログインして使う教材で、勉強を教えるのは教材のキャラクターですが、勉強の進め方や取り組み教材をアドバイスするのは、専任のすららコーチと呼ばれる学習指導のプロになります。
一般的なオンライン教材に比べると、すららと保護者の連携が重視されているため、保護者の負担は大きくなります。
ただし、その分教材側との信頼関係が築きやすく、子どもにとって無理のない着実な学力定着が望めます。
勉強がニガテ、嫌いという範囲だけでなく、学習障害、発達障害、帰国子女、不登校など、一般的な子どもとは少し異なる学習環境が必要な子どもにも、しっかり寄り添い、基礎学力から応用力までしっかり養います。
おすすめ 詳しい資料はこちら